オリジナルスノーボードウェア|KM4K(カモシカ) プロスノーボーダーのオーナーが手掛けるKM4K(カモシカ)では、オリジナルのスノーボードウェア、グッズの販売を行っております。防水・撥水・透湿などの観点でも非常に高機能なアイテムや、ブランドを立ち上げるきっかけになった、雪山によく合うブレンドコーヒー等も扱っています。是非、あなたのアウトドアでのライフスタイルに刺激を。

BC(バックカントリー)のおすすめの始め方。

こんにちはTAKASHIです。北海道で活動しているTAKASHIですが、最近よく聞くのが「BC(バックカントリー)を始めたいけど、どこから始めたらいいかわからない。」というお話。そこで、オススメの始め方を紹介しちゃいます。

やっぱり、自分に合う方法を見つけるのが一番やな。
頼むで、TAKASH!

 

1,ツアー会社に申し込む。


   ここはやっぱり外せないファーストステップ。値段は¥1,5000〜ぐらいでコースにもよるが、一番は安全にBCを始められるところだ。道具の使い方も教えてるれるし、山の知識、スプリットボードやスノーシューの扱い方歩き方もレクチャーしてくれるだろう。少しゲレンデのリフト代などと比べると値段は高くなるが、初めの3回ぐらいはいろんな会社や山のツアー会社に申し込んでみることをおすすめする。そうすることでいろいろなギアを使うこともできるし、自分に合うBCのスタイルが見つかる可能性と自分のBCの幅が広がる。(例えば、ゆっくりスプリットボードで景色の良いところを歩いて気持ちよく滑りたいとか。スノーシューで短く斜度のあるところ距離を登って滑るラインもスティープなところを攻めたいとか。)

 初心者でやっぱり不安が残る人はツアー会社が一番!知識やギアのレンタルがあったり、何よりも安全に帰ってこれるようにフルサポートしてくれる安心感がたまらない。デメリットとしては自分の希望のところに行けなかったり(安全上の理由やツアー会社の管轄エリアなどの理由で)と、費用がかかるというところだろうか。しかし、プロのガイドですら新しいエリアや行ったことのないエリアに行くときはガイドを雇う事が多い。それは例えばそこのエリア特有の危険な要素や自然環境などがあるからだ。そして、どんなに多くの知識よりもそのエリアに住み長年観察し続けているローカルノレッジにはかなわないということでもある。

 

2,ゲートなどのサイドカントリーから始める。


 スキー場のゲレンデ外にアクセスできる、”ゲート”といわれる門を設置しているスキー場が多数存在する。いわゆる自己責任エリアと呼ばれるもので、基本的にはスキー場に管理の責任はなく、怪我や遭難した場合自分たちの力で降りてこなければならなかったりする。または、救助費用や捜索費用が実費になることが各ゲートに明記されていることも多い。リフトを使いアクセスできる手軽さというメリットは大きい。その中でBCの装備無しでゲートをくぐってしまう人やそのことを知らずにゲートを通ってしまう人もいる。しかし、リフトを使ってアクセスしている以上そのスキー場のルールに則って楽しく滑れるようにしよう。(ビブやゼッケンなどを使用して限定エリア内を滑走するシステムのゲレンデではBCギアを必須としていないスキー場もある。) ゲートありのサイドカントリーは下から歩かなくていい手軽さもあるし、ゲートを使用する前に簡単な安全講習や雪崩についての講習などがあるところもあるのできっかけとしては非常に良い。が、ゲレンデの外という点には代わりはないので正しい知識と仲間のもとで滑走しよう。

 

3,経験豊富な友人に連れて行ってもらう。


 

 実はこのパターンが一番多いのではないかとも思う。知識や経験豊富な友人に連れて行ってもらうと、ギアの扱い方や山の歩き方でも教えてもらえるだろう。しかし、みんなの経験豊富な友人を疑うわけではないが、その人は本当に正しい知識を身に着けているだろうか?

 初めてのBCはたくさん歩かないだろうし、天候も安定しているときを見ていくだろうし、最初から危険や困難な場所にはいかないだろう。しかし、山の知識も日々アップデートされるものだし、地域によっての特徴もあるのでその友人の考えや知識が100%ではなく自分で積極的に調べたり、講習などに参加して自分の知識や経験を高めていくことが大切なんだ。

 

4,春のバックカントリーから始める。


 春のバックカントリーは「どうやって始めるか?」ではなく、「どの時期に始めるか?」という点なのだ。ここでのメリットは、天気が安定している。冬の天候は非常に変わりやすく。もちろん寒い。なので、風や雪に対する防寒対策も必要だし、視界がなくて動けなくなることが冬には当然起こる。その点春なら、気温が暖かく動きやすいし。ピクニック気分でランチを持って山に行くことも楽しい。もちろん、パウダースノーは期待できない。しかし、春特有の『コーンスノー』と呼ばれる、雪が溶けて固まってを繰り返しトウモロコシぐらいの大きさの雪の塊になった上を滑るのはスピードも出るし、とても気持ちいい。と、春には春の楽しみがある。雪崩の危険性も低くなっていることが多いし、初めてのバックカントリーとしては楽しめることが多い。なので、とてもオススメ!

 

番外編:AST(AVALANCHE SKILLS TRAINING )などの雪崩に関する基礎講座を受けてから始める。


 アウトドアの活動は同じように考える気の合う仲間がいないとなかなか始められないもので、ゲレンデのパウダーなどは滑れるし、BCを始めてみたいけどなかなか仲間がいないスノーボーダーの方もいるのではないかと思う。BCを始めたい仲間みんなで『安全講習』や『AST』、『野外応急救護法』などを学ぶとそれ自体も楽しいし、仲間と自分の安全への確保につながる。仲間が一緒に受けることで、共通の知識が身につく。そして、自分は知っているのに仲間は知らないなどのミスが無くなる。

BCに一緒に行った時に、相手がしっかりと知識があるかどうかを確認する必要がないので気を遣って「あの〜、知ってたらあれなんですけどぉ。。。」みたいな会話ではなく。雪崩などの危険がある兆候や雪の変化についてなど講習の内容を復習しながら山に行くこともできる。

BCがゼロからの経験の人が理想のBCのはじめ方としては。。。。
仲間を見つける→一緒にツアーに申し込む→少しなれて自分のギアを揃える→簡単なBCから始める→安全講習などを一緒に受ける→自分たちのやりたいBCのスタイルを見つけていく。
これが、ベストだ!!!!
と、言いたいところだが、BCのはじめ方に正解はなく。山のプロたちも山でもミスをしてきただろうし、知識不足で痛い思いをしてきたこともあるだろう。山はとても危険だという認識もあるだろうが、絶対に犯してはいけないミスや危険だけは避けて、BCをスタートして欲しい。

 

まとめ


 どうやって始めたらいいかわからなかったり、仲間が見つからなかったりするバックカントリー。それでも、始められるのがツアーに申し込むことが一番お手軽に経験なしからでも始められる。そして、自分のギアを探しに近くのショップに行ったり、雪崩講習(AST1)などに参加することで気の合う仲間が見つかることもあるだろう。実際にTAKSHIもAST1を一緒に受けたときの仲間と滑ることもあるし、BCに関する情報を交換することもある。絶対に正解の始め方はないが、たくさん楽しめる方法で自分の知識をたくさんつけられる方法を選択してくこともバックカントリーの楽しみではないだろうか。

 これからは夏のギアについてと冬に向けてBCのギアなんかに関しても記事を書いていこうと思うので、CHECKOUTお願いします。

 

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ブランドを立ち上げるきっかけになった、
雪山によく合うブレンドコーヒー等も扱っています。
是非、あなたのアウトドアでのライフスタイルに刺激を。

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