KM4Kのスノーボードウェアをご紹介する前に、まずは選び方を確認しましょう。

ウェアに雪思いっきり戯れるスポーツ、スノーボード。そのウェア選びでは、雪山という厳しい環境を考えた機能性の確認がとても重要です。

機能面でまず確認しておきたいのが「防水性」です。防水性が低い素材のウェアを着ていると、内側まで水が染み込んでしまい、不快感や寒さの原因に。防水性は「耐水圧」の数値で確認できますが、スノーボードウェアでは、10,000mm以上あれば安心だと言われています。

そして、もうひとつチェックしたいのが「透湿性」。スノーボード中はたくさんの汗をかくので、汗(水蒸気)が外に逃げにくいウェアでは、内側が蒸れて不快な状態になってしまいます。透湿性は「g/㎡/24h」という単位で知ることができ、少なくとも5,000g以上、できれば10,000g以上であれば、快適に滑ることができますよ。

と言ってもあまりオーバースペックはお金もかかります！

素材とあわせて必ずチェックしておきたいのが、「パウダーガード」の有無です。パウダーガードとは、ジャケットの袖や、パンツのウェスト・裾部分などを二重構造にして、雪の侵入を防ぐ機能のこと。これがないと、ウェアのすき間から冷たい雪が入ってきてしまいます。

スノーボ―ドウェアと名の付くものには、この機能があるものが多いのですが、安価な商品の場合は付いていないこともあるようです。快適度がかなり違いますので、忘れずにチェックしておきましょう。

ジャケットは、できればフード付きのものを選ぶのがおすすめ。急に吹雪になった時などでも、フードをかぶると体感温度が大きく変わります。ただし、せっかくフードが付いていても、ヘルメットと一緒にかぶることができないなら意味がありません。ヘルメットは、スノーボードをするうえで、転倒した際に脳への衝撃を軽減したり頭をケガから守ってくれたりする大切なもの。ヘルメットに対応したフード付きのジャケットを選びましょう。

他に、袖などにリフト券を入れられるパスケースが付いているウェアなら、券をいちいち出し入れする必要がないので便利。また、ポケットが多めにあれば、財布や小物などを収納できるのでおすすめですよ。快適に滑るために、ディテールもよく確認して選んでくださいね。

スノーボードウェアは、普段着ている服よりも少し大きめのものを選びましょう。テレビなどで見るプロのスノーボード選手も、ダボっとしたウェアを着ていることが多いですよね。スノーボードは立ったり座ったりが見た目以上に多いため、意外とハードなスポーツ。その動きを妨げないためにも、やや大きめの

リラックスできるサイズ感がおすすめです。